『お盆の法要、母を偲んで、遠州の法事ならわしを紹介します。』

      2017/07/13


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お盆の法要、遠州の風習とは?

2016年2月、母を見送りました。のっけから辛気臭くてゴメンナサイですが、個人的に母の思い出に浸りながら、
初盆 特に遠州地方(静岡県西部地区)の風習をご紹介します、参考までに。 これも一種 愛。

亡くなって初めて迎えるお盆を「新盆」「初盆」と言います。 静岡県の遠州遠江では7月中旬です。

仏説(日蓮宗)では、お釈迦様の弟子、日蓮の死んだ御母堂が餓鬼道に落ちてしまい、

苦しんでいるところを助けてほしいと請い願い、7月15日に供養したのが、お盆の始まりとされています。

地方によってやり方は、多少勝手が違うようですが、共通するとこも多いと思います。 では項目を一つづつ記します。

法事のあれこれ

施餓鬼 : 施餓鬼とは、読んで字のごとく、餓鬼にいろいろな飲食物を施すことです。

家の周囲にいる供養されていない餓鬼たちに施しを与えようというものです。

今生で自分に与えられた命を尊んで感謝して、健康な長生きを願う意味を持っています。

 

施餓鬼棚のお供え物 ↓

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内施餓鬼 : お盆の前は、お坊さんを呼んで、親戚を集めて軽い食事をして、霊を慰める

供養を内施餓鬼と言います。 日取りは、お寺さんの都合の良い日から、調整して行きます。

 

内施餓鬼に用意するもの : おしょろ様、霊供膳。 さらに袋米(ふくろまい)と言って、

さらしに米を入れたものを用意するところもあります。

 

おしょろ様 : ナス、キュウリ、白ウリ などで牛、馬を作るものです。 白ウリ、ナスの

足はオガラ、ナスの目は小豆、耳はナンテンの葉、お鞍にインゲンを使います。

エサにはソウメンを盛ったものと、ハスやサトイモの葉にナスを刻んだものと、米を混ぜた

ものを盛ります。 これらは仏様を馬でお迎えし、牛に荷物を背負わせ送り出すという

言い伝えによるものらしいです。ナスはひね仏様で牛を表し、白ウリを初仏様として馬に見立てます。

初盆には欠かせません。

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袋米 : 女性仏様の場合、長方形のさらしを図のように三角形に、男性仏様の場合には

長方形に縫います。それぞれに一升の米を入れます。子供仏様の場合には二倍の二升の米

を入れます。 これは親戚の人が用意するもので、施主は用意しなくてもいいものです。

 

霊供膳 : 献立および配置については画像を参照して下さい。

精進物は、かんぴょう、にんじん、ごぼう、しいたけなどが、よく使われます。

霊供膳は仏前にお供えする小型の本膳のことです。ふつうは一汁三菜の献立で配膳し、

料理を盛りつけたら、仏前に箸が向くように、お膳を回してお供えします。

 

迎え火 : 通常は13日夕方、玄関の前でオガラ(松の木で可)を焚きます。オガラの煙

にのって先祖様の霊が家に戻ってくると信じられています。昔のやり方どおり、お墓の前で

焚き、家まで火を継いで導きながら迎え火をするところもあります。なお迎え火は家族だけで

行います。この日から3日間がお盆の期間とされます。 遠州地方ではこの間に遠州大念仏が行われます。

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寺施餓鬼 : 寺施餓鬼は、13~15日の間、お寺に初盆の家を始めとして檀家が集まり、

お寺全体で施餓鬼を行うと言うものです。この際に、内施餓鬼で用意した袋米を持ってくる

ところもあるようです、日時については、お寺から通知されます。

 

送り火 : 15日は夕方、親族、隣人が集まり軽い食事をして、その後送り火をします。

家にお迎えした仏様を今度は送り出すのです。迎え火と同様、オガラを焚いて仏様を送り出します。

家の付近の四差路に出るまで焚き継いだりするようです。

この際 一本は竹、一本は木の箸ではさみ合って継いで行きます。

そして初盆に用いたおしょろ様など全部まとめて、お寺さんに納めます。

 

いかがでしたか、この夏法事に向かう前に、ぜひご一読下さい~。。

以下は ほんの参考です。

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