年始から何だかな~って話題かもですが、今年は引き締めて行きますってことで、
少し言わせて下さい。
電通社員の過労自殺があって、一気に脚光を浴びた感じですが、割りと昔から
ビジネスシーンでは、よく見聞きした気がします。 それでは行ってみましょう。
(若くして亡くなられた方には、心より哀悼の意を、表するものであります、合掌)
○ 電通鬼十則とは・・・
- 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
- 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
- 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
- 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
- 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
- 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、
永い間に天地のひらきができる。
- 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、
そして正しい努力と希望が生まれる。
- 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、
そして厚味すらがない。
- 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、
サービスとはそのようなものだ。
- 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、
でないと君は卑屈未練になる。
ふ~~む、なるほど、改めて、厳しくもあり、何かを成し遂げるには、
至極当然という気も致します。
○ かつては責任三ヶ条 も・・・
1 命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認しその効果を把握するまでは
これをなした者の責任である。その限度内に於ける責任は断じて回避出来ない。
2 一を聞いて十を知り、これを行う叡智と才能がないならば、一を聞いて一を
完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如き者は
百害あって一利ない。正に組織活動の癌である。削除せらるべきである。
3 我々にとっては、形式的な責任論はもはや一片の価値もない。
我々の仕事は突けば血を噴くのだ。我々はその日その日に生命をかけている。
これはまた、ほんに手厳しいことでごじゃります。
おっとググりましたら、こんなのも出て来ましたよ~~。。
○ 裏十則ってのもある?
1)仕事は自ら創るな。みんなでつぶされる。
2)仕事は先手先手と働きかけていくな。疲れるだけだ。
3)大きな仕事と取り組むな。大きな仕事は己に責任ばかりふりかかる。
4)難しい仕事を狙うな。これを成し遂げようとしても誰も助けてくれない。
5)取り組んだらすぐ放せ。馬鹿にされても放せ、火傷をする前に…。
6)周囲を引きずり回すな。引きずっている間に、いつの間にか皆の
鼻つまみ者になる。
7)計画を持つな。長期の計画を持つと、怒りと苛立ちと、そして
空しい失望と倦怠が生まれる。
8)自信を持つな。自信を持つから君の仕事は煙たがられ嫌がられ、
そしてついには誰からも相手にされなくなる。
9)頭は常に全回転。八方に気を配って、一分の真実も語ってはならぬ。
ゴマスリとはそのようなものだ。
10)摩擦を恐れよ。摩擦はトラブルの母、減点の肥料だ。
でないと君は築地のドンキホーテになる。
こちらに共感する人も、少なからずいそうですね。 (汗)
○ 所感で総括
重ね重ね、高橋さんには、ご冥福をお祈り申し上げます。
(追い詰められ、強くSOSを発することもできなかったのでしょうね。)
あえて言いますと、今 日本企業で残業100h/月間ってのは、まあ珍しく
ないと思います。(決して肯定するわけではございません。)そして実体は
ともかくで、青天井の残業申告も色んな意味で、稀でしょう。
(残業計上の上限Maxは40~50h位がいいとこでしょう。)
これは労使の問題とか、社風とか、ひいては在籍も問われるなど、
様々な事情があってのこと。 議論の別れるとこかと察しますが、核心の議論は
またの機会として、志として鬼十則なるもの心に刻んで、新年を迎えることとします。
こちらも 教訓として、解釈できます。 ↓

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