引き続き、英語で結婚の格言を、続けます。
Marriage is like a cage; one sees the birds outside desperate to get in, and
those inside equally desperate to get out. Montaigne
結婚は鳥カゴに似ている。 外にいる鳥は必死で中に入ろうとし、中にいる鳥は必死で逃げ出そとする。
モンテーニュ (フランスの随筆家、モラリスト)
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欧米やアジア国籍の知人と話すとき、日本の常識は通じず、愕然とする想い、経験のある方も
多いのではないのでしょうか。 結婚に対する考え方も、その一つだと思います。
欧米諸国でも既に少子化問題が叫ばれて久しいのですが、近年 一段と結婚しないカップルや
男女が増えているそうです。(フランスなど一部では、持ち直しの兆しも見えつつあるようですが。)
特に欧米は親の世代が結婚で失敗している状況も目の当たりにして、旧世代ほど結婚にロマンや
憧れを抱いていない様子です。(個人差はもちろんありますが。)
彼の国では、そもそもにして離婚経験者が珍しくない環境、どこの学校にしても片親の子供が
占める割合は相当に高く、日本のように親子で肩身の狭い思いで虐げられることはあまりないそうです。
他方でこれまで結婚しようにも認めてもらえなかった、LGBTの皆さんの婚姻を、法的に
認める国も増えつつあるし、国家元首も例外でないケースも散見されますね。
日本ではかつて、結婚は誰もがすべきものであり、永続するものとの定説が一般でした。 でも
国際化があらゆる局面で進展する昨今、日本でも価値観というものが一層多様化していくことで
しょうし、既に現実のことが多々です。だから固定観念は、どれほど社会通念を形成するのか、
むしろ百害あって一利なし、なんてことも珍しくはないのかなと。 見方によれ、偏見や思い込み
を生むだけで、プラス面はないなんてことも。
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そう結婚と言えば結婚式、特に日本式の披露宴、今は珍しくなってるかもですが、あれ皆さん
どう感じてますか? (自分は少数 身内の、食事会だけで、いわゆる披露宴は割愛です。)
以下はとにかく自分的には違和感で、???ってやつ列挙します。
・スモークたいて、ゴンドラで吊られて登場
一生に一度とは言え、あれ照れて恥ずかしくないですかね? 自分なら逃げ出したくなるな~。
・幼少時からの出会いや馴れ初めまで連ねた、ビデオ動画等
あれも辛いな~、良い想い出ばかりじゃないし、赤面モノで闇から闇に葬りたい、そっとして
おきたい過去なんてあるのでは? ま~編集の時から使わなきゃいいのか。
・数度のお色直しや、ウェディング・ケーキの入刀
全ては儀式の様式美な面もあるかと、ケチをつける訳ではありませんが、いつも違和感を
覚えています。
・冗長なスピーチの数々
それぞれに立場もあるし、話す側も一世一代の晴れ舞台なんてケースもあるんでしょう。
「結婚には 大事な3つの袋がありまして~~」、聞き流せば良いんですけどね。
何だか披露宴ディスって、また収拾つかなくなってしまいました。 婚姻事業に携わってる方
ゴメンナサイ。 個人的な不思議として、取り上げたまでで、それ以上の他意はにので、
どうかお許し下さいませね。
様々なものの見方や考え方が容認される社会、それが成熟した大人の国家の証しとするなら、
日本には欧米から学ぶことがまだまだ、たくさんあるのかもしれませんね。
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