また英語の名言から学びを得て、明日の糧にしたいと思います。
”Loving can cost a lot, but not loving always cost more.
Merie Shain ”
愛情を育むには、お金がかかる。 だがその努力を怠れば、より散財する覚悟が必要になる。
マール・シェイン (カナダの作家)
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よく新聞で子供の教育費の記事を見かけます。 大学まで行かせると一人当り、何千万円とか。
何年分の年収だろうか。 先行き不安の大きい現代、誰もが不安を覚えることだろう。
しかしそんな状況だからこそ、悲観を吹き飛ばす、前向きなスタンスが肝要である。
歴史的な逆境下でも笑顔を意識したと言うユダヤ人は、人間の一生を次のようにたとえたと
言われます。
《 1才は王様、周りの誰もが膝まずく様に機嫌を取ってくれる。
2才は子豚、ドロの中をかけ回る。
10才は子ヤギ、元気一杯、天真爛漫。
18才は馬、背伸びして自分を大きく見せたがる。
結婚するとロバ、家族という重荷を背負って、とぼとぼ歩き続ける。
中年になると犬、なおも家族を養うために周囲の関心や哀れみを受けても、
ひたむきに努力と忍耐が必要。
老年は猿、再び子供に帰るが、もはや誰も相手にしない。 》
ちなみにこれは愛情を維持して家庭生活を続けたケースの話だそうです。
その努力を怠ると、はたしてどうなるのであろうか?
まずストレスを抱えた奥方は、一晩で浪費家に変身できる才能を持つ人が多いといいます。
さらに離婚となると、慰謝料、養育費、弁護士費用等々、雪だるま式にコストが嵩んで
行くことになる。 子供も同様なんです。
愛情を注がなければ、現代の日本はもはや、欲望露出社会、恐ろしい落とし穴にハマるリスクが
昔より格段に高まっており、色々とものいりになってしまいます。
ロバは極めて辛抱強い動物だそうです。 でもある限界点を超えると、藁の一本でも背骨が
耐えられないと言います。 藁に背骨を折られたらたまりません、そのためにも家族には愛情を
注ぐべき、そんな落とし所でしょうか。
”Love means not ever having to say you are sorry. Erich Segal ”
愛とは決して後悔しないこと。 エリック・シーガル (米国の小説家)
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映画《ある愛の詩》であまりにも有名なセリフですね。 愛は無償と言いますが、決して
後悔しないってのには、やや違和感です。 正論やべき論はともかく、人間ですから気持ちの
浮き沈みや、感情の変遷はつきものです。 広い意味で大筋としてのスタンスで言ってる
フレーズかもですが、自分はずっと気になってきました。
話は変わって 友人の外資為替トレードディーラーのW君、30代半ばでやはりイケメンです。
年に何度か会うときに、常に違う女性が傍らにいます。 どこから見ても結婚に向かないタイプ
だし、当人もさらさら、そんな気は無いようです。 でも興味深いのは、新しい恋人ができると、
必ず最初に2人で病院に行って、エイズ検査をするそうです。日本的感覚では、切り出しにくい
とこですが、これもお国柄?
これからは恋愛においても、自分の身は自分で守る、自己責任の原則がより重要となる時代を
日本も迎えています。 その傾向はますます強まることでしょう。 健全なる猜疑心を持つ、
こうしたことも、後悔しない人生を送るためにも、肝要なことと言えるのではないでしょうか。
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