中小企業診断士・・・前回のブログ記事は、読んでもらえましたでしょうか? 興味が
高まった人も、そうでない人も、この診断士資格をあるいは資格一般と読み替えて、
参考までおつきあいくださいね。
# 中小企業診断士試験の合格難易度はどれくらい? その勉強法はこれ!

★ まずは過去問が肝要
自分の参加した勉強会では、”7・5・3”ってのが合言葉でした、1次7科目の話です。
これは順に基本問題集、過去問、模擬試験を、各7回・5回・3回まわせ(こなせ)って
意味です。 だから問題には基本メモとか、書き込んではダメです。
何度も使いこなすんですから。
なかでも過去問です。 それも5年分はさかのぼりましょう。各社の問題集も工夫を
凝らした良問も少なくないですが、やはり過去問がその理屈や知見を学び取るエッセンス
となりますし、何年周期で繰り返される論点が、どこかで見た景色って感じで顔出します。
まあ7科目(経済、財務、経営理論、運営管理、経営法務、情報システム、中小施策)
あるので容易じゃないです。 1年分7科目、解説レビューも含め、土日まる2日は消費
するイメージ、だから受験期の数年間は家族の時間等、大きな代償も伴います。
ここは強い覚悟と、家族の協力が不可欠です。
★ 自主勉強会とは、どんな様子か
自分の場合、毎週水曜 区立の会場を分担で取り合って、19~22時 メンバーが集って
切磋琢磨した。 1グループ4~6人位で回答・議論を進めます。
まずは1次組、1次試験は基本4択です、答えを述べるだけの回答披露ではありません。
なぜその選択肢が正しいのか、誤りは何が違うのか、答に至るプロセスなども説明する
ことで、周辺知識も血肉にするのです。 回答者は持ち回りながら、メンバー間で相互補足
します。 筋金入りの文系あたまには、経済学とか辛かったな~~。
★ 2次組はさらに驚愕!
次は2次組、ここはOBも論客となって手強いです。
毎回テーマが決まります。(平成25年度 Q2等)
論述式が原則ですから、各自記述回答を持ち寄り、グループ人数分見合い、コピーを準備して配ります。 与件文の読み込みから、回答や経営改善への方向性、戦略・コンセプト等をじっくり議論深めます。
初期の頃は、当然ボコボコのサンドバック状態です。 これをツッコミと称していました。
またメーリング・リストを活用して、不参加時など回答をロードアップします。 すると
またたく会員メンバーからレスポンスが入ります。 多くは手厳しくも当を得たもので、
自分の視野の狭さや、論理の拙さに愕然とします。 これはいわゆる資格スクールでも、
ここまでの密度濃い議論は得られないと思います。 180度 逆側の視点を突き付け
られるかの様です。
★ 2次論述式試験の回答における、その他テクニック
2次試験は80分の論述が4問出題されます。 その80分の回答プロセス確立に大変
こだわっていました。 与件の読み込み、それも設問から読んで論点を意識して与件を
追う、大枠方向性を捉える、設問1から順に最終問まで流れに矛盾がないか、
因果関係に破綻ないかなど徹底的に相互検証します。 回答の定石を意識して、
外さない答えをある種洗脳されるかのごとしです。
~は~である、と言った文章の型にも、厳しくこだわります。
こうして継続的取り組みから、条件反射で対応できるまで、思考法や回答法を
体に染み込ませる感覚、こちらの勉強会は是非 体験する価値大です。 本気で目指し
ている方なら期中参加は諸事情でハードルが高いのですが、一度 門戸を叩いては
どうでしょうか。
・SMECs 診断士勉強会・交流会 http://smecs.jp/office/
・弱小診断士勉強会 http://jakusho.jp/
・ねくすと勉強会 http://next.shindanshi.biz/
・ 中小企業診断士試験のための全国・勉強会一覧 http://matome.naver.jp/odai/2142094811449259801
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