何だか物忘れがヒドくなったなんて、気がかりなアナタ!
食事に着目して、物忘れを食い止めましょう。
そう物忘れ対策は食べ物から!ということで、
食べ過ぎ注意の食材と、積極摂取の食材を紹介致します。
併せて血糖値をあげない食べ方や、「MIND食」、
はては脳トレ効果で料理のポイントまで、参考にしてみて下さい。
Contents
⚪食べ過ぎ注意の食材5点
では物忘れをくいとめるため、食べ過ぎには要注意の食材5点からです。
・赤身の肉や加工肉
・バターやマーガリン
・チーズ
・甘いパンやスイーツ
・揚げ物やファーストフード
ちょっとチーズは意外な感じもしますが、
他はいかにも、取り過ぎたら、体に悪そうですね。
⚪積極的にとるとよい食材
逆に積極摂取をこころがけたい食材10点です。
・黄緑色野菜
・その他の野菜
・オリーブオイル
・全粒穀物
・ナッツ類
・豆類
・ベリー類
・魚
・鶏肉
・ワイン
要は野菜は鉄板でOK!
豆やナッツもわかりやすい。
魚に鶏肉、ワイン等も王道みたいですね。
⚪血糖値を上げない食べ方
近年、血糖値がアルツハイマー型認知症の発症と
深い関わりがあることがわかってきています。
血糖値が高くなると、すい臓からインスリンが分泌されます。
インスリンが多くなりすぎると、酵素が働いて分解されます。
そしてこの酵素には、認知症の原因と言われるアミロイドβを
分解する作用があるんです。
ところがインスリンが多いと、その処理で手一杯になり、
アミロイドβは分解されず、脳に蓄積されることになります。
ですから分解をスムーズにするには、血糖値を上げすぎない
食事が大切ということです。
野菜>おかず>ごはんの順に食べる”ベジ・ファースト”などは、
手軽に実践できる対策の一つです。
また、野菜をたっぷりとると、含まれる食物繊維が糖の吸収を
緩やかにします。
⚪今、注目の「MIND食」って?
2015年、アメリカの研究チームから、アルツハイマー型認知症の
リスクを下げる食事法「MIND食」というものが発表され、
これについてレポートします。
こちら高血圧や認知症などに良いと言われている地中海食などの
食事法を組合せたものになります。
なんとMIND食を取り入れた治験グループは、アルツハイマー型
認知症のリスクが53%低くなる結果となった様です。
また比較的、塩分摂取量が多い日本人は、高血圧になるリスクも高く、
それが脳梗塞や、ひいては脳血管性認知症を招く原因となっています。
脳血管性認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで多いとされる
認知症です。
脳梗塞で脳の血流が滞ると、神経細胞に栄養が行き渡らず、アミロイドβの
排出がうまくいかなくなるという見解も出ています。
上であげた積極摂取の食材をとり、食べ過ぎ注意の食材に気をつけている人ほど
予防効果は高まるとされます。
毎日の食事に取り入れるよう工夫してみましょう。
⚪料理は最高の脳トレ!
別の視点で、認知症に良いとされるのが料理です。
料理は献立を決め、買い物をし、調理の段取りを考えるなど、
脳の重要な機能である判断力や計画力が必要な作業です。
さらに手や指を動かすことで、脳が活性化します。
日頃、料理をあまりしないのなら、脳のためにぜひ始めてみましょう。
家族みんなにが参加して、食事作りができたなら、家族円満にも良いですね。
【料理を始めるポイント】
・週1回でも料理を自分でつくる
・料理教室に行ってみる
・料理をしたことがない人は、まず買ってきた惣菜を
器にきれいに盛り付けてみる。(食の関心を高めていく)
・料理動画サイトを視聴する
⚪マトメ
物忘れ、よる年波には勝てないけれど、イヤですね~。
そう言えば、物忘れと言えば、良質な睡眠も、
「脳のゴミ」掃除で活性化に良いみたいです。
質の良い睡眠を取るポイントも、下記に上げておきます。
・朝目覚めたら太陽の光を浴びる習慣づけ
・日中に体を動かす
・1日3食、決まった時間の食事で生活のリズムを確立
・カフェイン摂取は、就寝4時間前まで
やはり生活習慣って大事なんですね。
料理といえば、参考まで、こちらの記事をどうぞ。

本日もおつきあい、ありがとうございました。
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