サラリーマン川柳ほどメジャーではないけれど、シルバー川柳は、ご存知でしょうか?
2016年もクスリと笑えちゃう名作が沢山です。 のぞいてみましょう。
なかなか楽しめますよ、実際。
○ 2016年 シルバー川柳 入選作 20点
出典 : 公益社団法人 全国有料老人ホーム協会
■ポックリと 逝きたいくせに 医者通い
■気が付けば 母のとし超え 我を知る
■絵手紙で いい味出してる 震える字
■「やめとくれ」 ただの寝坊で 脈とられ
■こんにちは 思い出せずに さようなら
■希望なし 目標なくて 自由あり
■あれよあれ それよそれよと 答え出ず
■猫までが 妻の真似して 俺またぐ
■クラス会 それぞれ持病の 専門医
■ボケもよい 昨日のケンカ もう忘れ
■金よりも 大事なものが 無い老後
■見栄と欲 捨ててしまえば 生き仏
■チンをして 出すの忘れて 冷蔵庫
■金が要る 息子の声だが 電話切る
■飼犬が 徘徊防止に 付いて来る
■この歳で 止めてどうする 酒たばこ
■やっと立ち 受話器を取れば 電話切れ
■ハグされて こわい私の 骨密度
■五郎丸 まねて念仏 かと訊かれ
■基地問題 うちがもめるは 墓地問題
何か微笑ましい、シルバー大国に幸あれ!でっす。
○ 今年の応募データは・・・
<応募総数>8,876作品
<応募者年齢>平均年齢:71.4歳 最年長:101歳(男性) 最年少:8歳(女児)
<応募者男女比>男性:57.7% 女性:41.5% 性別不明:0.8%
皆さん応募しようって意欲と、実際 行動に移すとこ流石です。
うちの田舎のおとう(爺さんです)など、この辺はマメな人じゃないから
想像つかないですよ。
おいらも次回は応募しちゃおうかな、中年ミドル世代からだけど。
第1回~第15回の入選作
http://www.yurokyo.or.jp/news/silversenryu/20160908_01.html
○ 題材やネタの傾向
今年も世相を写して、時事・流行ネタから夫婦や身内などの定番まで、着想は多岐です。
「五郎丸ポーズ」「パナマ文書」「マイナンバー」「終活」「壁ドン」
「都知事問題」「基地問題」「スマホ」「ライン」
「容姿・肉体・知力の衰え」「認知症」「尿漏れ」「物忘れ」
タイムリーですね、流行語大賞あたりも、相当に意識してるかもです。
社会にも敏感で、長寿社会への戸惑いも覚えながら、たくましいですね。
いつまでもお元気で生き生きといてくださいってとこでしょうか。。
それではお達者で~
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